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2018年5月30日 水曜日

フッ素のお話

町中のあじさいが鮮やかに色づき始め、梅雨の足音がすぐ傍まで聞こえてきていますね! 雨の日は、気分も今一つ上がりませんが雨上がりのあじさいの花の鮮やかさに下がったテンションも一気に上げてもらえる気分になります。 本日は、フッ素についてお話したいと思います。 1 フッ素は、なぜ虫歯予防になるの?   食事をすると、酸によって歯に含まれるカルシウムやリンなどのミネラルが溶け出します。しかし、通常では唾液が働いて溶け出した成分を元の状態に戻してくれます。 この働きを「歯の再石炭化」と呼びます。 その「再石炭化」を助けるのがフッ素です。唾液中にフッ素イオンが存在していると溶け出したカルシウムがより多くのエナメル質に再吸収されて「再石炭化」を促進し、歯の修復を促すので、出来始めの虫歯を治療し、健康な歯を保ってくれるのです。 フッ素は、歯の表面のエナメル質の成分と結びつき「フルオロアパタイト」と言う硬い構造を作りあげます。この働きにより、ミネラルが溶け出しにくく虫歯になりにくい強い歯にしてくれるのです。 フッ素は、虫歯菌の活動を抑制する働きも持っています。フッ素は虫歯菌の出す酸の量を抑えることが出来、酸により歯を溶かされることがなくなり虫歯を予防する事が出来るのです。 2、フッ素のデメリットって? 通常学校などで習うフッ素は元素記号「F」で表され、単体分子は、常温では気体で空気よりやや重くガラスやプラチナまでも溶かしてしまう「猛毒」の要素を持っています。  そんなフッ素ですが、単体で存在することはなく、自然界では土、川、海、植物など地球上のあらゆる所に含まれており、地球上で暮らす生物は皆フッ素を取り込みながら生きています。 現在、歯科で使われている「フッ素」は、猛毒の単体「フッ素」とは異なる複合体としての「フッ化物」です。正しくは「フッ化ナトリウム」です。 「フッ化物」には「フッ素」ほどの毒はなく、「フッ化物」としての使用法、量や濃度の制限があり、そのような事を守り正しく使用すれば、人体に悪い影響を及ぼすことはありませんので過剰に神経質になる必要は、ないでしょう。 本日は、この辺で、また次回フッ素の続きを話させて頂きます。                                                                            新保  レイコ

投稿者 レイ歯科・矯正歯科