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2018年10月 3日 水曜日

プレママと赤ちゃんの歯と口の健康について

10月に入り、運動会や遠足など学校行事が増え、それぞれせわしい季節の始まりです。
実りの秋、ハロウィンまで町はかぼちゃ色が増えてきますね。

今月より「プレママと赤ちゃんの歯と口の健康」についてお話したいと思います。

妊娠に伴う母体の変化と口腔内への影響
1. ホルモンバランスの変動
妊娠すると、女性ホルモンの分泌量が増えると口周病原細菌が増殖しやすくなり妊娠前よりも歯周病を発症しやすくなります。

2. 免疫反応の低下
妊娠すると、血管の透過性が高くなり歯肉が炎症や出血を起こしやすくなります。
また、胎児を異物と見なさないよう母体の免疫が一時的に低下することにより細菌に対する抵抗力が弱くなり、歯肉炎から歯周炎への悪化を招きやすくなります。
3. 唾液の質の変化
妊娠すると唾液の粘り気が高まり、口腔内の自浄性が低下しプラーク(歯垢)の増加につながります。
その為に、「今までと同じにはみがきしても、歯茎から血がでる。」「口の中がねばつく」「歯垢がたまりやすくなった」などといった訴えをよくお聞きします。

つわりがもたらす生活習慣の変化と口腔内の影響
つわりは、妊娠初期に特に見られ、感じ方には個人差がありますが食事や歯磨きなどの生活習慣に影響することもあります。
1. 食生活の変化
つわりの時期には味覚、臭覚が敏感になり①食べられるもの限られる②吐き気を感じて食欲不振になる③何かしら食べていないと吐き気を感じる(食べづわり)など、食事の嗜好や食べ方に変化が見られるほか、妊娠後期になると大きく成長した胎児に胃を圧迫され少量づつ数回に分けて食事をとることが増えてきます。

2. 口腔ケア不足
妊娠中は、歯ブラシを口の奥まで入れると吐き気を感じ、奥歯の歯磨きが不十分になることがあります。
また、食事回数に歯磨きが追い付かず口腔環境が不良になりがちです。
その結果、う蝕発生や妊娠性歯肉炎を発症したりすることがあります。
安定期に入り、体調が落ち着きましたら地域の「妊婦歯科検診」を受診し予防に努めて頂きたいと思います。   

投稿者 レイ歯科・矯正歯科