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2020年10月14日 水曜日

タンパク質と歯の関係

こんにちは。暑かった夏も終わり台風や紅葉の季節になりますね。
朝晩の気温の変化も激しいので皆様体調にはくれぐれもお気を付け下さい。
前回、「アンチエイジング」のお話をしましたが、今日はより具体的にどのように歯の健康を保って心身共に若々しくいられるか?
と言うところに触れていきたいと思います。
まず、既に皆さんご存知かと思いますが、日々のバランスの取れた食事。栄養素が身体に与える影響からお話したいと思います。
私たちが普段口にしている食物に含まれる栄養素のうち、タンパク質・脂質・炭水化物は「3大栄養素」と呼ばれ最も基本で大事な
栄養素とみなされています。
この3つの栄養素は、「生命活動を維持擦る為のエネルギー源」なのです。

中でも、タンパク質は生体内でより多彩な役割をはたしており、エネルギー源以外でも重要な側面を持っています。
たんぱく質は、皮膚・粘膜・爪・毛髪・消化管上皮・筋肉などの基本的な構成成分です。
軟組織はもちろん、硬組織の気質(骨組み)として重要なコラーゲンもタンパク質です。
タンパク質の代謝がスムーズに行われることは、歯肉、歯槽骨などの歯周組織の健康維持に非常に重要です。
・歯周組織のコラーゲン交代率
歯周組織のコラーゲン代謝は、歯槽骨で6日。歯肉で5日と非常に活発ですが、中でも歯根膜は、わずか1日と非常に短いことがわかっています。
歯周組織は、創傷の治癒能力が非常に高い反面、栄養不足による影響をきわめて受けやすい組織と考えられています。
・歯肉とコラーゲン
ヒト歯肉のうち約6割は線維性タンパク質で、おもにコラーゲンで出来ておりビタミンC
の欠乏によりコラーゲンの合成が阻害されると歯肉出血の原因になります。
・歯根膜のコラーゲン
歯根膜の線維成分のほとんどはコラーゲンで、前途したとおり非常に代謝が活発です。
その為に歯列矯正や象牙移植手術が可能になります。
・歯槽骨のコラーゲン
無機質成分を除いた骨の有機質成分は全体の1/3でその8割以上がコラーゲンです。
コラーゲンは、骨の基本的な気質として非常に重要で骨質に大きく影響すると言われています。

外科的措置の多い歯科では、スムーズな創傷の治癒を促すことは重要なテーマです。
コラーゲンの基本的な骨組みは、3本のコラーゲンタンパクが紐状に絡み合った「3重らせん」ですが、その形を作るために必要な栄養は、ビタミンCと鉄です。
次回は、ビタミンCと鉄についてお話させて頂きます。

投稿者 レイ歯科・矯正歯科