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2021年4月 7日 水曜日

糖質との上手な付き合い方

こんにちは。桜の季節もあっという間に過ぎ、植物は早々に初夏の準備に入っているようです。若葉の美しい時期、卒業や入学で新しい生活を始める方も多いと思います。いろいろと不自由の多い社会ですが、すべての方が希望に満ちた未来へ前進できるよう願っております。
 今日は、前回に続きアンチエイジングの栄養学についてお話したいと思います。前回は、鉄とビタミンCでしたが今日は糖質との上手な付き合い方に触れていきたいと思います。昔から「砂糖は、虫歯の元」や甘いものに対する口腔環境への悪者というイメージが強い糖分ですが、歯だけではなく、健康を維持し健康寿命を延ばす為には「糖分(糖質)とどううまく付き合っていくか?」という課題にいかに知識を持ち、実際の生活に活かせてゆけるか?・・という事に繋がります。
今や、国民の10人1人は糖尿病及び糖尿病予備軍と言われる時代になりましたが糖尿病の進行に伴って生じる合併症は、健康寿命を縮める大きな因子となります。
一般的に健康な方の血糖値は、食後のピーク時でも140mgを超えることはありませんが140mgを超えた数値が下降せず長く続く状態を「食後高血糖」といいます。
「食後高血糖」が「慢性炎症」を引き起こし神経障害や血管障害の合併症だけでなく、がんや認知症などにも影響を及ぼします。
「食後高血糖」によっておこる糖とタンパク質が結合する反応である「糖化」も病気や老化を防ぐという意味では、見過ごすことはできません。
「糖化」したタンパク質は、段階を追って最終糖化産物(AGEs)となります。ここまできてしまうともはや元の物質に戻ることは出来ません。
また、血管や神経、気管支などの細胞にはAGEsと結合する受容体(RAGE)が存在し
その2つが結合してしまうと細胞の正常な働きを妨げます。
歯周病について、糖尿病患者の歯肉にはAGEsが蓄積していること歯周病を持つ糖尿病患者のRAGEが健常者よりも増加していることなどが明らかになっています。
次回は血糖値制御の重要性について触れていきたいと思います。

投稿者 レイ歯科・矯正歯科