スタッフブログ

2020年12月16日 水曜日

ビタミンCと鉄について

こんにちは!
少し間が空いてしまいましたがすっかり寒くなりいよいよ冬本番になってしまいましたね。皆さん、くれぐれもお身体に気を付けて下さい。
今日は、前回からの続きでビタミンCと鉄についてお話させて頂きます。
ビタミンCは、疲労回復や美肌効果、鉄は、貧血の改善などの効能は一般的に広く知られている事と思いますが、歯科臨床上でもとても重要な役割を相互に関係しながら担っています。
ヒトやサル、モルモットなどは、たった1つの酵素を欠いているだけで体内でビタミンCを生成することが出来ません。健康を保つ上でとても大事な栄養素ですが食事やサプリメントで口から栄養を補充しないと欠乏症が起こり、あらゆる問題が身体に起こってしまいます。ビタミンCの役割として、ステロイドホルモンの合成、脂質の消化吸収、効率的なエネルギー確保などがあります。
ビタミンCは、腸管から吸収されますが、摂取量が多くなるに従って吸収率は下がってしまいます。サプリメントなどで摂取する時は、1度にたくさんではなく、少しづつこまめに摂取していく方が効果的でしょう。
ビタミンCと鉄は、体内で活性酸素を除き不要なものや有害なものを体内から取り除く働きもあります。
歯科でも近ごろは、ずいぶんと少なくなってきましたが、メタル治療を行う歯科医療においても不要なものを体外へ排出する作用は、重要な機能の1つとなります。

鉄には、タンパクと結合している有機鉄(ヘム鉄)と結合していない無機鉄があります。
動物性食品に含まれる鉄やヘム鉄サプリメントには、有機鉄が含まれ植物性食品や医療品の鉄剤の多くは無機鉄です。
鉄が吸収されるには、二価のイオンである必要があり有機鉄は、そのまま吸収されますが、三価である無機鉄は、還元作用を受ける必要がありビタミンCとともに鉄を摂取すると二価に還元され吸収されやすくなります。
鉄が有効的に体内で運搬されるためには、亜鉛、ビタミンB6などが必要で総合的な栄養状態の改善が必要になります。

投稿者 レイ歯科・矯正歯科 | 記事URL

2020年10月14日 水曜日

タンパク質と歯の関係

こんにちは。暑かった夏も終わり台風や紅葉の季節になりますね。
朝晩の気温の変化も激しいので皆様体調にはくれぐれもお気を付け下さい。
前回、「アンチエイジング」のお話をしましたが、今日はより具体的にどのように歯の健康を保って心身共に若々しくいられるか?
と言うところに触れていきたいと思います。
まず、既に皆さんご存知かと思いますが、日々のバランスの取れた食事。栄養素が身体に与える影響からお話したいと思います。
私たちが普段口にしている食物に含まれる栄養素のうち、タンパク質・脂質・炭水化物は「3大栄養素」と呼ばれ最も基本で大事な
栄養素とみなされています。
この3つの栄養素は、「生命活動を維持擦る為のエネルギー源」なのです。

中でも、タンパク質は生体内でより多彩な役割をはたしており、エネルギー源以外でも重要な側面を持っています。
たんぱく質は、皮膚・粘膜・爪・毛髪・消化管上皮・筋肉などの基本的な構成成分です。
軟組織はもちろん、硬組織の気質(骨組み)として重要なコラーゲンもタンパク質です。
タンパク質の代謝がスムーズに行われることは、歯肉、歯槽骨などの歯周組織の健康維持に非常に重要です。
・歯周組織のコラーゲン交代率
歯周組織のコラーゲン代謝は、歯槽骨で6日。歯肉で5日と非常に活発ですが、中でも歯根膜は、わずか1日と非常に短いことがわかっています。
歯周組織は、創傷の治癒能力が非常に高い反面、栄養不足による影響をきわめて受けやすい組織と考えられています。
・歯肉とコラーゲン
ヒト歯肉のうち約6割は線維性タンパク質で、おもにコラーゲンで出来ておりビタミンC
の欠乏によりコラーゲンの合成が阻害されると歯肉出血の原因になります。
・歯根膜のコラーゲン
歯根膜の線維成分のほとんどはコラーゲンで、前途したとおり非常に代謝が活発です。
その為に歯列矯正や象牙移植手術が可能になります。
・歯槽骨のコラーゲン
無機質成分を除いた骨の有機質成分は全体の1/3でその8割以上がコラーゲンです。
コラーゲンは、骨の基本的な気質として非常に重要で骨質に大きく影響すると言われています。

外科的措置の多い歯科では、スムーズな創傷の治癒を促すことは重要なテーマです。
コラーゲンの基本的な骨組みは、3本のコラーゲンタンパクが紐状に絡み合った「3重らせん」ですが、その形を作るために必要な栄養は、ビタミンCと鉄です。
次回は、ビタミンCと鉄についてお話させて頂きます。

投稿者 レイ歯科・矯正歯科 | 記事URL

2020年7月 9日 木曜日

「元気」で「長寿」へのアンチエイジング

こんにちは。

今日は、人生100年時代突入において、より長く「元気」に「長寿」できるよう歯のアンチエイジングについてお話させて頂きます。
近年、口腔の機能を良好に保つことが生活習慣・食習慣と相まって全身の健康維持に深く関わっているという研究成果が世界的にあきらかになりました。とくに、体に異常が現れる前の「未病」状態で歯科が関与することで、病気の発症を未然に防げる見込みが大きいのです。

健康体のドミノ倒しの最前列は、歯科医療です。
奥に行けば行くほど重い病気「脳卒中」や「心筋梗塞」など命に係わる重大疾病になります。
最前列の、歯科医療の前には「食生活」や「生活習慣」があり、今から乱れを見直し歯の健康に努めて下さい。アンチエイジングに遅すぎるという事はありません。
気づいた時から見直し、実践することによりどなたでも、「元気」な「長寿」社会への一歩につながるのです。
次回からより詳しく実践方法へと解説したいと思いますので、よろしくお願い致します。

投稿者 レイ歯科・矯正歯科 | 記事URL

2020年6月10日 水曜日

新型コロナウィルス感染症予防対策について

こんにちは。久しぶりのスタッフブログ投稿です。
世間では、新型コロナウィルスによる自粛活動が広がっておりますが今日は、歯科医療における立場から感染症への対策についてお話したいと思います。

口腔内の衛生状態が悪化することにより、口腔細菌が増加するとウィルスの感染力が増し
ウィルス性肺炎や人工呼吸器関連肺炎を憎悪させてしまいます。
特に、高齢者や基礎疾患がある場合日頃から口腔細菌数を一定にコントロールする必要があります。
コロナウィルス感染のレセプターは、舌の粘膜に豊富にあり経口感染には特に注意が必要です。各自の舌ブラシや殺菌剤などが入った口腔洗浄剤などによるケアとともに定期的な歯科医院での口腔内健診により口腔細菌由来の肺炎を防止し、新型コロナウィルス感染時の重症化予防に務めましょう。歯周病予防も同時に治療が必要です。
他に、咀嚼機能が低い状態が長期間続くと栄養摂取の偏りにより血中アルブミン値が低下してしまい、著しい免疫力低下を招いてしまう事になります。また、糖尿病悪化のリスクにもつながってしまいます。

急性感染症と口腔衛生と栄養摂取は、感染予防及び重症化阻止に深く関係しますので日ごろから口腔内環境を整えておくことが非常に大切になります。
まだまだ先が見えず不安やストレスを多く抱えてしまう毎日だと思いますが、苦しみの先にはきっと楽しい日々が訪れることを信じ、その日がきたらより一層いろいろな事にチャレンジできるようお互い健康に気をつけ、また医院でお会いできる事を楽しみにしております。

投稿者 レイ歯科・矯正歯科 | 記事URL

2020年3月11日 水曜日

予防歯科について

寒い冬がやっと終わりの兆しを告げ、温かい日差しが強まってきましたね。
桜の開花もすぐそこまで来ているようです。今年は新型肺炎のコロナウィルスの影響で春の卒業式や入学式も縮小され、とまどっている方も多いと思います。
学生の頃の大事な区切りである式典がこのような形になり、とても残念な事とは思いますが、これから健やかな未来を迎えられるように、今はじっと我慢して一人でも多く感染予防につながるよう、努めたいと思います。

今日は、健康な歯の為の予防歯科についてお話させて頂きます。
皆さんは、日ごろ歯科医院に予約を入れる時は、どんな時でしょうか?
虫歯によって歯が痛む時?かぶせた義歯が取れた時?歯石の除去やクリーニング?
実は、歯科への通院は中学生以降から徐々に下り坂になり、20代、30代になると歯科への来院頻度は、極端に低くなるということがわかったそうです。学生が終わり、働き出すとますます忙しくなり定期的に歯科へ通う方もとても少なくなるようです。

今までの、虫歯発見方法は、肉眼やレントゲンを撮るのが常でしたが、近ごろは、虫歯診断装置(ダイアグノデント)でレーザー光の反射によって虫歯の進行度数が数字で分かるようになりました。このダイアグノデントを使うとレントゲンや肉眼では、発見できない初期の虫歯を見つけられるようになり、数値により以前より詳しく把握できるようになりました。

虫歯になるには、大きく分けて2つに分けられ噛合せなどによる「力の問題」と「細菌感染による問題」です。最近の若い方は「力の問題」が多く、食生活や呼吸器系疾患、免疫力の低下などが考えられます。
噛合せが悪いままにしておくと歯だけでは、なく体の不調にもつながりますので、最新の機器を使い正しいカウンセリングを受け健康な歯の維持に努めて下さい。
レイ歯科でも、ダイアグノデントを使った最新の虫歯治療を行っておりますのでよろしくお願いいたします。

投稿者 レイ歯科・矯正歯科 | 記事URL