スタッフブログ

2021年12月 7日 火曜日

あごの小さい子が急増中!!


最近「あごの小さい子が増えた」と、歯科関係者達の共通の意見です。
あごが育たないと歯並びが悪くなるだけではなく、しっかり噛む事ができなくなり、
体内での消化吸収がうまくいかず体の成長や健康にも影響がでてきてしまいます。

何故顎が育たなくなってしまったのでしょうか???
それは「噛む回数が減り、顎の運動量が減った」からです。
全身の筋肉や骨は、運動する事で育つのと同じように顎も噛むことで成長します。
しかし現代の子の噛む回数は戦前の半分以下、弥生時代と比較すると、なんと6分の1以下と、激減しているそうです。
噛む回数が減った理由として、噛まずして飲みこめる洋食よりのメニューが好まれるようになってきたからではないかと推測されます。

では、回数を増やすためにはどうしたら良いのでしょうか?
噛み応えのある食事というと「硬いもの」を思いがちですが、そうではありません。
「何度もかむ必要のある食品」ということです。
たとえば根菜類であるゴボウ・レンコン・にんじん・大根・さつまいもなどを少し大きめに切ったり、高野豆腐・ひじき・わかめ・生野菜を毎食取り入れるだけでかむ回数が増やせます。
日々の食を少し見直すだけで噛む回数が飛躍的に増えていくので是非食卓に取り入れてみてください。

レイ歯科では虫歯予防の話と共に食育の話しもしながら子供達の成長のお手伝いをさせて頂いています。

投稿者 レイ歯科・矯正歯科 | 記事URL

2021年10月22日 金曜日

ただで出来る口臭予防!

皆様お久しぶりです。
今回は「口臭について」お話していきたいと思います。

さて、日常生活で自分の口が臭いかも?!と、思った経験がある人も多いのではないでしょうか。
「口臭白書2019」によれば、国民の90%は口臭を気にしているという結果がでています。
口臭には健康な人の起こす生理的口臭(起床時、空腹時、緊張時、ストレス時等)と、病気から起こる病的口臭(糖尿病、肝疾患、腎疾患等)があります。
このことから病気でなくても口臭は日常的に発生することがわかります。

病的口臭に関しては各専門の病院で治療を受けて頂き、生理的口臭に関しては日常生活の中で少し意識してもらう事で口臭の改善へとつながります。

では日常生活で何を意識したら良いのでしょうか??
歯磨きや舌ブラシで口腔内を清潔にしておく!!もちろんこれは大前提ですが、実は一番重要な事が「唾液の分泌量と流れ=舌を沢山動かす事」です。
唾液の分泌が減る緊張時、ストレス時、空腹時、口腔内が乾燥してきたと感じられた時には、口を閉じた状態で口腔内で舌を動かす事により唾液がジワジワ湧き出るのを感じられるはずです。

流れの早い淀みない川のように、皆様のお口も新鮮な唾液が絶え間なく流れいつもクリアなお口の環境を保っていただき口臭軽減に繋がる事を願い今回の投稿を終わりにしたいと思います。






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2021年4月 7日 水曜日

糖質との上手な付き合い方

こんにちは。桜の季節もあっという間に過ぎ、植物は早々に初夏の準備に入っているようです。若葉の美しい時期、卒業や入学で新しい生活を始める方も多いと思います。いろいろと不自由の多い社会ですが、すべての方が希望に満ちた未来へ前進できるよう願っております。
 今日は、前回に続きアンチエイジングの栄養学についてお話したいと思います。前回は、鉄とビタミンCでしたが今日は糖質との上手な付き合い方に触れていきたいと思います。昔から「砂糖は、虫歯の元」や甘いものに対する口腔環境への悪者というイメージが強い糖分ですが、歯だけではなく、健康を維持し健康寿命を延ばす為には「糖分(糖質)とどううまく付き合っていくか?」という課題にいかに知識を持ち、実際の生活に活かせてゆけるか?・・という事に繋がります。
今や、国民の10人1人は糖尿病及び糖尿病予備軍と言われる時代になりましたが糖尿病の進行に伴って生じる合併症は、健康寿命を縮める大きな因子となります。
一般的に健康な方の血糖値は、食後のピーク時でも140mgを超えることはありませんが140mgを超えた数値が下降せず長く続く状態を「食後高血糖」といいます。
「食後高血糖」が「慢性炎症」を引き起こし神経障害や血管障害の合併症だけでなく、がんや認知症などにも影響を及ぼします。
「食後高血糖」によっておこる糖とタンパク質が結合する反応である「糖化」も病気や老化を防ぐという意味では、見過ごすことはできません。
「糖化」したタンパク質は、段階を追って最終糖化産物(AGEs)となります。ここまできてしまうともはや元の物質に戻ることは出来ません。
また、血管や神経、気管支などの細胞にはAGEsと結合する受容体(RAGE)が存在し
その2つが結合してしまうと細胞の正常な働きを妨げます。
歯周病について、糖尿病患者の歯肉にはAGEsが蓄積していること歯周病を持つ糖尿病患者のRAGEが健常者よりも増加していることなどが明らかになっています。
次回は血糖値制御の重要性について触れていきたいと思います。

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2020年12月16日 水曜日

ビタミンCと鉄について

こんにちは!
少し間が空いてしまいましたがすっかり寒くなりいよいよ冬本番になってしまいましたね。皆さん、くれぐれもお身体に気を付けて下さい。
今日は、前回からの続きでビタミンCと鉄についてお話させて頂きます。
ビタミンCは、疲労回復や美肌効果、鉄は、貧血の改善などの効能は一般的に広く知られている事と思いますが、歯科臨床上でもとても重要な役割を相互に関係しながら担っています。
ヒトやサル、モルモットなどは、たった1つの酵素を欠いているだけで体内でビタミンCを生成することが出来ません。健康を保つ上でとても大事な栄養素ですが食事やサプリメントで口から栄養を補充しないと欠乏症が起こり、あらゆる問題が身体に起こってしまいます。ビタミンCの役割として、ステロイドホルモンの合成、脂質の消化吸収、効率的なエネルギー確保などがあります。
ビタミンCは、腸管から吸収されますが、摂取量が多くなるに従って吸収率は下がってしまいます。サプリメントなどで摂取する時は、1度にたくさんではなく、少しづつこまめに摂取していく方が効果的でしょう。
ビタミンCと鉄は、体内で活性酸素を除き不要なものや有害なものを体内から取り除く働きもあります。
歯科でも近ごろは、ずいぶんと少なくなってきましたが、メタル治療を行う歯科医療においても不要なものを体外へ排出する作用は、重要な機能の1つとなります。

鉄には、タンパクと結合している有機鉄(ヘム鉄)と結合していない無機鉄があります。
動物性食品に含まれる鉄やヘム鉄サプリメントには、有機鉄が含まれ植物性食品や医療品の鉄剤の多くは無機鉄です。
鉄が吸収されるには、二価のイオンである必要があり有機鉄は、そのまま吸収されますが、三価である無機鉄は、還元作用を受ける必要がありビタミンCとともに鉄を摂取すると二価に還元され吸収されやすくなります。
鉄が有効的に体内で運搬されるためには、亜鉛、ビタミンB6などが必要で総合的な栄養状態の改善が必要になります。

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2020年10月14日 水曜日

タンパク質と歯の関係

こんにちは。暑かった夏も終わり台風や紅葉の季節になりますね。
朝晩の気温の変化も激しいので皆様体調にはくれぐれもお気を付け下さい。
前回、「アンチエイジング」のお話をしましたが、今日はより具体的にどのように歯の健康を保って心身共に若々しくいられるか?
と言うところに触れていきたいと思います。
まず、既に皆さんご存知かと思いますが、日々のバランスの取れた食事。栄養素が身体に与える影響からお話したいと思います。
私たちが普段口にしている食物に含まれる栄養素のうち、タンパク質・脂質・炭水化物は「3大栄養素」と呼ばれ最も基本で大事な
栄養素とみなされています。
この3つの栄養素は、「生命活動を維持擦る為のエネルギー源」なのです。

中でも、タンパク質は生体内でより多彩な役割をはたしており、エネルギー源以外でも重要な側面を持っています。
たんぱく質は、皮膚・粘膜・爪・毛髪・消化管上皮・筋肉などの基本的な構成成分です。
軟組織はもちろん、硬組織の気質(骨組み)として重要なコラーゲンもタンパク質です。
タンパク質の代謝がスムーズに行われることは、歯肉、歯槽骨などの歯周組織の健康維持に非常に重要です。
・歯周組織のコラーゲン交代率
歯周組織のコラーゲン代謝は、歯槽骨で6日。歯肉で5日と非常に活発ですが、中でも歯根膜は、わずか1日と非常に短いことがわかっています。
歯周組織は、創傷の治癒能力が非常に高い反面、栄養不足による影響をきわめて受けやすい組織と考えられています。
・歯肉とコラーゲン
ヒト歯肉のうち約6割は線維性タンパク質で、おもにコラーゲンで出来ておりビタミンC
の欠乏によりコラーゲンの合成が阻害されると歯肉出血の原因になります。
・歯根膜のコラーゲン
歯根膜の線維成分のほとんどはコラーゲンで、前途したとおり非常に代謝が活発です。
その為に歯列矯正や象牙移植手術が可能になります。
・歯槽骨のコラーゲン
無機質成分を除いた骨の有機質成分は全体の1/3でその8割以上がコラーゲンです。
コラーゲンは、骨の基本的な気質として非常に重要で骨質に大きく影響すると言われています。

外科的措置の多い歯科では、スムーズな創傷の治癒を促すことは重要なテーマです。
コラーゲンの基本的な骨組みは、3本のコラーゲンタンパクが紐状に絡み合った「3重らせん」ですが、その形を作るために必要な栄養は、ビタミンCと鉄です。
次回は、ビタミンCと鉄についてお話させて頂きます。

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