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2019年4月23日 火曜日

「お口ポカン」予防トレーニング

こんにちは。あっという間に桜も散り、気温も上がり過ごしやすい季節になりました。
ここら辺では、町会ごとのお祭りの準備も始まり盛り上がってきますね。

前回「お口ポカン」について書きましたが、今日は、「お口ポカン」や姿勢の悪さなどを
改善する為のトレーニングについてお話させて頂きます。
「舌の位置」が正しい方は、共通して
・表情が明るい
・血行が良い
・健康的
・鼻呼吸をしている

と言う点が上げられます。お口がポカンと開いている癖の事を「口腔習癖こうくうしゅうへき」と言いますが
「口腔習癖」を直し「お口ポカン」を改善する為の基本的なトレーニングをご紹介します。
1、 スポットの位置を覚える 
上の前歯の中央部分に歯茎の膨らみがあります。その膨らみ部分がスポットです。
お子さんがわかりにくい場合、親御さんが綿棒などで軽く押してあげたりして教えてあげて下さい。

2、 ストローで舌の位置を覚えてお口を閉じる
舌の歯の上にストローを置き、舌をスポットに付けストローを噛んで唇を閉じる
そのまま3分から始めだんだん時間を延ばす。(最大20分)

3、 舌を上にキープする「舌の力」をつける
舌の先をスポットに付けそのまま舌全体を上顎に吸いベッタリ付ける。
吸い上げたまま5秒数える。舌をポンッと弾くように下に下ろす。(10回)

4、 お口を閉じる筋肉をつける
下唇で、上の唇をグーッと引っ張る(10秒)
上唇の内側に空気を入れる(10秒)

5、 唇と表情筋を鍛える
「い」の口をして、口角をギュッと上げる。この時、眉、目、頬、上唇も思い切り引き
上げる。(3秒)
「う」の口をしてお口を思い切りとがらせる。(3秒)
6、 鼻呼吸と正しい姿勢を覚える
壁にかかと、ふくらはぎ、おしり、肩甲骨、後頭部を付け腰に手が入らないようまっすぐ立つ。(3分)
手はおへその舌に添えて、そのままお口を閉じて鼻でしっかりと呼吸する。(3分)

7、 鼻で深―い呼吸をする
足の裏全体で立ち、足を肩幅に開きまっすぐ立腕ち、腕を後ろに回し手を組む
姿勢が崩れないよう組んだ手を後ろにひっぱり、そのままお口をしっかり閉じて鼻で腹式呼吸をする。(3分)

以上のトレーニングを通じ「お口ポカン」を直し健康的な口元を作りましょう。
ぜひ1度試してみて下さい。

投稿者 レイ歯科・矯正歯科 | 記事URL

2019年4月11日 木曜日

お口ポカンの影響について

こんにちは!綺麗だった桜もそろそろ終わりを迎え緑の葉っぱが増えてきました。皆様それぞれ今年のお花見は楽しめたでしょうか?

前々回お口ポカンになる原因についてお話しましたが、今日は「なぜ、お口ポカンは、いけない」のでしょうか?
その1つは、口呼吸になってしまうと菌やウィルスが体内に入り込みやすくなり、病気を引き起こす原因になってしまうからです。

鼻毛には、ほこりや細菌などを体内に入れないようにフィルターの代わりをしてくれる役割がありますが、鼻の奥には、もっと高
性能な空気清浄化機能を備えた部位がありそこの部位を通り浄化され温められ、十分に加湿されて肺に空気が送られます。
口呼吸になると、十分に加湿されることなくフィルターも通っていないので、有害な菌を体内に入れてしまい喘息や肺炎などが起
こる原因になってしまいます。

舌の位置も大切です。本来、人は正しい位置に舌を置くことにより正しい上顎を形成し正しい上の歯が生え、しっかりと噛むことで
下顎も正しく成長します。
舌癖でお口ポカンの方で、舌が低位になってしまうと、あまり表情筋が動かなくなり頬の膨らみが乏しくなり、血色悪く不機嫌そう
な顔に見えてしまいます。
あごの成長で一番大切なのは、舌の位置です。舌が上の前歯裏の中央くらいに常に収まっていることで常に軽い圧力が加わり顎が、
成長します。

本日は、ここまでにしたいと思います。次回また少し補足させて頂きますね。


投稿者 レイ歯科・矯正歯科 | 記事URL