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2020年2月12日 水曜日

細菌の素をなくそう

こんにちは。早いもので気が付けば2月も半ばになり、受験シーズンも峠を越した時期になりましたね。終わってほっとしている方、まだこれからでラストスパートに励んでいる方。それぞれいらっしゃる事と思いますが、大事な決戦の日に虫歯がいたくなったりしないよう早めに歯のお手入れを済ませて頂きたいと願っております。

前回は、「虫歯は細菌感染」というお話をしましたが、今回は細菌の素になる磨きにくい場所について書いていきたいと思います。

普段皆さんは、どのような歯ブラシで歯を磨いていますか?
多くの方は、3列又は4列に配置された歯ブラシで磨いているにでは、ないでしょうか?
しかし、その直線的な歯ブラシだけでは、どうしても磨き残しになってしまいうまく汚れが取れない場所があります。
それは、歯と歯の隙間部分と乳歯の生えたての奥歯になります。
乳児の萌出し始めた歯は、およそ3年間エナメルの質が粗造でありやわらかく、虫歯になりやすい歯になっています。
そのような場所を磨くのに適しているのは、ワンタフトブラシと言ってブラシの部分が円形になり尖っている歯ブラシになります。
直線的な歯ブラシでは、乳児の凹んでいる奥歯はなかなか汚れが取れず虫歯になりやすいのです。
段々と奥歯が盛り上がり、隣の歯に接触するようになるとデンタルフロスなどを使い歯石をため込まないようにしたいものです。

大人の方も、ワンタフトブラシやデンタルフロスを上手に使い日ごろから磨き残しをなくし、お口のなかを清潔に保つよう努力して下さい。
寝る前のデンタルリンスなども就寝中の細菌の増殖を抑える効果がありますので、併せてお使い下さい。
その上で、歯科での定期健診、定期クリーニングも忘れずに受けて頂きたいと思います。

投稿者 レイ歯科・矯正歯科 | 記事URL