スタッフブログ

2022年4月13日 水曜日

離乳食スタート!!

一般的には生後7か月を過ぎると離乳食がスタートします。
この時期は様々な素材の味覚を広げたり、食べ方や飲みこみ方などを学ぶ時期です。

食べる意欲を育てるには、特別な離乳食は用意せず、子供が欲しがるまで与えない事が大切です。食べる事に興味を持ち始めたら大人が食べているごはんやお味噌汁、野菜など中心に味を薄くしたり、柔らかくして少しずつ与えてみてください。食べられない食材は吐き出す、むせるなど失敗しながら食べ方や飲み方を自然と学び食べられるようになっていきます。

また味覚の幅を広げ、食べられる食材を広げるためには、3歳ころまでは甘い物(菓子パン含む)を遠ざけて、甘味以外の味を好きになるチャンスをつくりましょう。離乳食の時期に味わった物は将来必ず食べられるようになるそうです。

食べたい意欲を引き出し、いろんな味に挑戦し
「なんでも食べて丈夫な子」を目標に取り組んでいきたいですね。


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2022年3月28日 月曜日

母乳は素晴らしい

母乳は素晴らしい!!
おっぱいを飲む事は生きるために行う「噛んで食べる事」の予習になりなす。
更に当医院がとても大切にしているMFT訓練の目的をおっぱいを飲む事で自然に行っていることになります。

おっぱいを飲む行為は、、、
・筋肉の発達 ― 母乳は自身の力で吸わないと出にくく、咬筋や側頭筋など口の周りや頭の脇の筋肉をしっかり使うため、噛むための筋肉を発達させます。
・舌を正しく使う ー 母乳を飲む時、舌を乳首に巻き付け、舌全体を上顎におしつけ口腔内を陰圧にし、強い力で吸引します。この時期に正しい嚥下(飲み込む事)を学びます
・鼻呼吸 ― 母乳を飲む時は口を完全にふさぐため、自然に鼻呼吸になります。
・顎の運動 ― 1日に母乳を飲む回数は新生児ならなんと8回。体が成長する時期にたっぷり顎を動かすので、顎もぐんぐん成長します

母乳は噛む事を覚える意味でも最高の訓練ですが、それ以外にも栄養面やスキンシップなど様々なメリットがあります。
最初はなかなか上手くいかなかったり、足りているのか不安だったりすると思いますが、周囲の方に相談にのってもらいながら素敵な母乳ライフが獲得出来たらいいですね。

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2022年2月17日 木曜日

顎の形態と機能の発達

動物や人間の赤ちゃんは、形態と機能が未熟なまま生まれてきます。
人は特に未熟度が大きく、生まれたばかりの赤ちゃんには歯がなく、発音も出来ず、嚥下(飲み込み)も不完全で、おっぱいさえ飲めればいいという状況です。
その後、歯が生え離乳食が始まり、しっかり噛むことを覚え、筋肉も骨格も発達を始め形態と機能は成長と共に環境因子に影響を受けながら完成します。

しっかり噛んで食べている子と柔らかい物ばかり食べている子は顎の形態と機能の発育に差がでてきてしまい、後に歯並びへ大きな影響を与えます。

しっかり噛む事とは・・・
固い物を食べるというよりは、噛む回数を増やす事を意識すれば良いのです。
当医院では離乳食を始められたお子様をお持ちの保護者様へ、咀嚼に関するお話も交えた簡単な食育の話をさせていただいています。
「咀嚼率アップ間違えなし!!」のお話を皆様に聞いて頂けたらいいな。と思っています。

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2022年1月24日 月曜日

2022年 レイ歯科・矯正歯科が大切にしている事

2022年始まりました。
今年度もレイ歯科・矯正歯科スタッフ一同いらっしゃる患者様の健康を第一に考え診療にあたらせて頂きますのでどうぞよろしくお願いいたします。

今年度1回目のブログは当医院が一番重視している内容にふれていきたいと思います。

さて、皆様は「予防できる不正咬合がある」ことをご存じですか?
15~16世紀のオランダの学者エラスムスの言葉「予防は治療に優る」は、すべての医療に通ずるものです。虫歯や歯周病の予防は近年素晴らしい進歩をみせています。
その反面不正咬合の予防概念はほとんど進歩してないように思われます。
確かに先天的要因(両親から受け継がれた顎や歯大きさ、形、数など)からの不正咬合は防ぎきれませんが、後天的要因(生まれた後の環境が原因)で不正咬合になっている場合は予防が可能になる事があります。
特に成長期の子供には大きな効果が期待できます。
もし成長段階の子供に不正咬合がある場合はその原因を考察し、アプローチしてあげる事で将来的に歯を抜き、ワイヤーをつける矯正をしなくてもよくなるかもしれません。

レイ歯科・矯正歯科では後天的な要因に対するアプローチとしてMFT(口腔周囲筋のトレーニング)を重視しています。
詳細はホームページの[舌トレーニング]を覗いてみてください。

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2021年12月 7日 火曜日

あごの小さい子が急増中!!


最近「あごの小さい子が増えた」と、歯科関係者達の共通の意見です。
あごが育たないと歯並びが悪くなるだけではなく、しっかり噛む事ができなくなり、
体内での消化吸収がうまくいかず体の成長や健康にも影響がでてきてしまいます。

何故顎が育たなくなってしまったのでしょうか???
それは「噛む回数が減り、顎の運動量が減った」からです。
全身の筋肉や骨は、運動する事で育つのと同じように顎も噛むことで成長します。
しかし現代の子の噛む回数は戦前の半分以下、弥生時代と比較すると、なんと6分の1以下と、激減しているそうです。
噛む回数が減った理由として、噛まずして飲みこめる洋食よりのメニューが好まれるようになってきたからではないかと推測されます。

では、回数を増やすためにはどうしたら良いのでしょうか?
噛み応えのある食事というと「硬いもの」を思いがちですが、そうではありません。
「何度もかむ必要のある食品」ということです。
たとえば根菜類であるゴボウ・レンコン・にんじん・大根・さつまいもなどを少し大きめに切ったり、高野豆腐・ひじき・わかめ・生野菜を毎食取り入れるだけでかむ回数が増やせます。
日々の食を少し見直すだけで噛む回数が飛躍的に増えていくので是非食卓に取り入れてみてください。

レイ歯科では虫歯予防の話と共に食育の話しもしながら子供達の成長のお手伝いをさせて頂いています。

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