スタッフブログ

2017年1月26日 木曜日

たかが舌、されど舌

院長のしんぽです。
今日は、舌についてお話させていただきます。
歯並びには、唇や舌の力や口周りの癖などもかなり影響してきます。

歯は、2グラム弱でも、毎日押していますと、動いてきてしまうものなのです。
なので、毎日、爪噛む癖がある、唇噛む癖がある、などなど歯並びを悪くする要素は、たくさん潜んでいます。
ウソのような本当の話です。

お口周りで歯に影響をあたえてしまうチャンピオンといえば、舌です。
舌は、基本的には、上あごの裏の部分の口蓋(こうがい)にくっついているのが良いポジションです。
歯に触らず、上あごにきれいにおさまっていると、歯を押さずに歯並びへの影響は、少なくて済みます。
逆に、いつも上の前歯を舌で裏側から押していたり触っていたりしますと、出っ歯になってきたり、ガタガタになってきたり
しますので、ご注意ください。

また、下あご内側にいつも舌がおさまっているような低位舌のような場合は、今度は内側から舌の圧力で下あごを広げてしまう場合もあります。特にこれから成長するお子様は、舌の力で下あごの成長が促進されてしまい、上あごとの大きさに不調和がでたり、下あごが大きくなってしまい、受け口傾向になってしまうこともおこりえます。

舌の正しい位置を習得して綺麗な歯並びを長くキープしていただきたく、スタッフとともに、お伝えできればと思っております。歯並びの治療だけでなく、レイ歯科では、筋の機能訓練も並行しておこなっておりますので、お問合わせください。

たかが舌、されど舌。
舌の多大なる影響があることをおわすれなく!

もちろん、鼻呼吸もおわすれなく!




投稿者 レイ歯科・矯正歯科 | 記事URL

2017年1月14日 土曜日

お子様の定期的な口腔内チェック

レイ歯科矯正歯科院長の新保です。
2017年も明けて早いもので、半月がたとうとしております。
今年も、皆様のお口の健康を守りたい所存でございますので、宜しくお願いいたします。

新年明け、つい先日のこと、少し間があいてしまっていたのですが、お子様が定期健診に来てくださいました。
お母様も仕上げ磨きを丁寧に行ってくれており、初診時でもムシバゼロでしたので、安心していたところ...
悲しいことに、ムシバができているではありませんか...。

やはり、定期的な歯科でのチェックは、あまり間をあけずに来ていただきことをお勧めいたします。子供のムシバは、進みが早く、少しの時間でも進んでしまいます。

また、幼稚園に入るまでは、お菓子のデビューなど、お母様のコントロールが効くかと思いますが、幼稚園でのお友達との関係で、お菓子デビューが進んでしまうこともあります。お菓子のバラエティーが増えるとともに、ムシバのリスクも高まります。
そのような時は、いつもにもまして定期健診が重要です。
ママ友同士の関係性も保ちつつ、お子様の口腔内を守るのは大変かと思いますが、お母様達もつられお菓子についつい流されず、断り上手になることも、お子様のお口の中を守ることにつながります。

乳歯は、抜けてしまいますが、永久歯がムシバになってしまうと取り返しがつきません。
乳歯のうちから、良い習慣をつけ、乳歯の頃からムシバゼロを目指していただきたいと思います。






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